新幹線で国際交流



新大阪より、新幹線に乗ったところ、私の指定席に台湾人あり。多分台湾人。持っていた免税店の袋に繁体字が書かれていたので。

呆然としていると、彼は"here?"なんて聞いてきたので、"yes,this is my seat,im afraid"(←最後に行くほど声が小さくなる)

彼はもともと自分がそこに座っていることに疑念を持っていたらしく、自信のない顔をしている。
私は親切心を発揮し、"show me your ticket"(←最後に行くほど声が小さくなる)
切符を見ると、3時間も前の時間が書かれていたので、自由席に移動してもらうべく、
私:"you have to go to cars which seats are not reserved.it is car1 to car3"(←最後に行くほど声が小さくなる)
彼:"do i have to go outside once?"
私:"no no you can just go throgh the cars"(←最後に行くほど声が小さくなる)
彼はとても納得した風で(これには我ながらびっくり)荷物をまとめて去っていった。

去り際に、私の肩をポンポン叩き、サムアップ。私、あいまいに笑顔。
あいまいな笑顔を自覚し自意識爆発。すばやくあたりに視線を巡らす。
彼は大荷物を抱えて座席の間をすり抜けていった。

そこで気がつく。私が指差したのは16号車の方向だった。
視線の端を大荷物を抱えた台湾人が通り過ぎたような気がしたが、日経夕刊から視線動かさず。