草津へ行った。



草津へ行った。

赤羽から特急草津長野原草津口まで2時間半。
駅からレンタカーで約15分。
更新したばかりのゴールド免許がうなりをあげる。
1000ccのヴィッツもちょっとした登りでうなりをあげる。

柄沢ペンションに投宿。
なんでも、日本で2番目に古いペンションとのこと。
その詳細について宿主は尋ねて欲しそうであったがスルー。

軽く湯畑で卵の腐ったような臭いを楽しんだ後、
主目的であるコンサートへ。音楽の森国際コンサートホールという不似合いに立派なホール。実は素晴らしいホール。
やはりこういうところにわざわざ音楽を聴きに来る人はブルジョワジが多いらしく、高級車が多い。
赤くて車高の低いベンツと銀色で車高の高いベンツの間にヴィッツを滑り込ませる。
その際、ヒモ付きめがねのおっさんを轢きそうになる。

演奏はパノハ四重奏団。演奏中は睡眠を楽しむ。
あのノーベル賞の小柴翁に遭遇。「パトロン」というのでしょうか、資金的に草津音楽祭を支援しているとのこと。

休憩中にウンブリアワインの試飲があるも、運転の為断念。
飲酒運転をすると自分が刑務所に入るばかりでなく、家族が自殺してしまったりすると、先日の免許更新時のビデオが言っていたので。
「ウンブリア」は「ウ」にアクセント。

後、柄沢Pに戻り夕食。素材の質は抑えつつ、丁寧に調理されている。つまり、地味で丁寧。好感を持つ。

また後、リハーサル見物のために、コンサートホール再訪。
途中、雷雨と霧で死にそうになる。センターラインが見えない。
リハーサルに興味津々。
途中、クラリネットを吹いていたなんちゃらという外人の大御所が、「ミナサンノタメニモーツァルトノキョクヲエンソーシマス」
などと言うので、リハーサルの聴衆にサービスかと思いきや、それ自体がリハーサル。セリフのリハーサル。得意顔。

リハーサル見物の後、柄沢Pに戻り、ビールを買いに行く。ついでに湯畑ライトアップで腐った卵のようなにおい。
やっと温泉につかり、ぬるくなってしまったビールをぐびりとやって就寝。